ルイ・ヴィトン、エピとは

ルイ・ヴィトン、エピとは1985年に登場したラインです。ルイ・ヴィトンが使用していた型押しのパターンをヒントにして1920年代に開発されました。
エピ・レザーの特徴は、光の当り方で変化する光沢と、深みある色彩です。
フランス語で麦の穂を意味するエピは、風に揺れる稲穂のように見えることから名前が付きました。

エピの人気。
エピの人気は一時モノグラムを上回る勢いで注目を浴びましたが、次第に人気は落ちていきました。
ヴェルニの発表でさらにエピの人気が低迷します。しかし、マーク・ジェイコブス氏はヴェルニを発表した後に、エピの改革に取り組みました。そしてエピの新しいデザインは以前の人気を取り戻しました。

エピ模様スペシャルコレクション作品紹介です。

■ルイ・ヴィトンエピプラージュ
エピプラージュは2001年の春夏に登場したラインです。フランス語でプラージュとは海辺を意味します。
半透明のビニール素材にエピ模様を施したデザインは初夏の人気となりました。オレンジ、グレナディン、ココナッツの3色で展開されたバックです。

■ルイ・ヴィトンエピギャラクシア
ギャラクシアは2001年の春夏にコレクションされたラインです。ゴージャスなシルバーとゴールドのエピ・レザーの組み合わせはギャラクシアのみで展開され衝撃を受けました。

■ルイ・ヴィトンエピストレッチ
ストレッチは2003年に登場したラインです。その斬新さはスクエア状のエピ・レザーをストレッチ素材で繋いだデザインになっています。伸縮性を有する素材を使用したことで注目を浴びました。

■ルイ・ヴィトンゼルダ・ライン
(通称エピZ)
1998年、ヴェルニ発表後にマーク・ジェイコブス氏がエピ改革として登場したラインです。
合成樹脂のハンドルが特徴になっています。このラインをきっかけに以前の人気を取り戻した作品です。

■ルイ・ヴィトンサイバー・エピ
2000年のミレミアム限定として登場したサイバーエピです。レザーはブラックライトでルイ・ヴィトンが浮かび上がる特殊コーディングになっています。

エピは2006年にマイナーチェンジします。その変化は金具をシルバー仕上げにし、スタイリッシュなイメージになりました。